『「ハイキュー!! FINAL」 アニメ続編 劇場版二部作 制作決定!』 発表されたことについて

はじめまして。突然こちらの記事を書きました。
ハイキュー!!」が大好きで、二次創作も嗜む腐女子ですが、原作至上主義で公式グッズもアニメもイベントも2.5次舞台も全て追いかけまくってるガチ勢オタクです。
8/13に発表になった情報を聞いて感情がジェットコースターなので、今の気持ちをメモする為に失礼します。

 

2022/8/13 以下の情報が解禁されました。
私はオンライン配信でこの情報を視聴しました。

 

 

いやー、続編。続編、、、、、
本当に心の底から待ってました。ていうか続編しなかったら暴れてやるぞと思うくらいの過激派です。


そんな今か今かと待っていた待望の続編発表、、、

 

 

正直に言うと嬉しさよりも失望、悲しみ、不安が大きくて素直に喜べませんでした。
嬉しいニュースだと自分を盛り上げてみてもモヤモヤし過ぎて何も手につかない為、今回このような形で今の気持ちを形にすることにしました。

 

 

 

以下長々とその理由を書いていきます。超好き勝手に妄想して決めつけて攻撃的になっているので、注意書き等もご確認いただき、危険だと思いましたらそのまま閉じてください。初めてブログに書き込む為、体裁も整えてませんし、日本語おかしいし、純粋に長いです。

 

 

【注意書き】

※私はとっくに成人済み腐女子です。元々少女漫画から少年漫画、青年漫画まで割とバトル物を読んでました。年を重ねて戦い合う物語に若干疲れていたところ、「ハイキュー!!」と出会いどっぷりハマりました。
※とりとめない長文です。
※劇場版を素直に喜んでいる人は読まないでください。
※勝手に妄想して決めつけてるだけです。信じないでください。
※現場の編集者様、スタッフ様に不安&不満がある訳ではありません。むしろいつもありがとうございます。
※「ハイキュー!!」未読の方への配慮はありません(ネタバレ等はないつもりですが、説明不足です)
※「ハイキュー!!」という作品を神格化してしまっている自覚はあります。(でも治すつもりはない)
※未読の方は、めちゃくちゃ良い作品なので、どうか読んでいただければと思ってます!!
※語彙力と文章力がなくて、「ハイキュー!!」のすばらしさがカス程伝わりませんが、ほんと超良い作品なんで是非読んでください!!!!!!(2回目)

 

 

【発表を聞いて感じたこと】

まず文句を言う前に、劇場版の利点は以下だと考えてます。

・劇場版だとクオリティがある程度約束される
→アニメ4期の作画崩壊とかかなりしんどかったよね。。

・劇場の大画面&音響で観られる

・入場特典に期待大
→集A社なんで、きっと○巻とか、古舘先生の描き下ろしの○○とかきっとありますよね!!!

 

というとこかな、と思います。クオリティが約束されることは非常にに喜ばしいことです。入場特典も期待できるのも良いですよね。そんな利点があるとは理解してますが、数日経った今でも不安、不満しかありません。

 

その理由は以下2点です。

 

①続編がTVアニメ放送をしないということは、「ハイキュー!!」は集A社の中で推し出す作品として考えられてないという失望

 

②劇場版 2部作制作決定が発表されたが、2部作でまさか最終巻のエピソードまで詰め込むつもりじゃないよねという不安

 

以下、その理由を長々と書いていきます。

 

 

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①続編がTVアニメ放送をしないということは、「ハイキュー!!」は集A社の中で推し出す作品として考えられてないという失望

 

続き物であるストーリーを劇場版でやるということは、集A社には「ハイキュー!!」で新規の顧客を積極的に取得するつもりがない、と感じました。
(※この「集A社」は現場で実際にお仕事しているスタッフさんのことではありません)

 

TVアニメの場合は放送時は無料で観られるので、新規層にも比較的視聴されやすい環境です。その為、新規層向けにもある程度広く露出もされますよね。
ですが、劇場版になると、有料でかつ劇場にわざわざ行かないとなりませんので、新規層やライト層を取り込むのはハードルが高くなります。しかもストーリー的にも春高本戦の真っ最中である為、ほぼ固定客中心になると思います。客が固定客中心であれば、露出も固定客に届けば良い為、それ程多くも無いでしょう。

 

ですので、劇場版という文字を見た時に、もう集A社は「ハイキュー!!」を推し出して、新規層を取り込むつもりもなく、これ以上世間に露出するつもりもなく、商売を大きくするつもりも無いんだな、と非常に残念に感じました。

鬼滅劇場版の大ヒットをうけて、メディア化作品のビジネスモデルが変わってきているのであれば、鬼滅や呪術、ヒロアカ等も是非続きは劇場版でやってくれと心の底から思います。うん、絶対やらないよね。

 

劇場版にしてもらえると、クオリティが高くなりますし、劇場の大画面&音響で拝めるのは有難いですが、私はもっと多くの人に「ハイキュー!!」に触れて欲しいし、愛して欲しいです。

 

ハイキュー!!」は日本の子供達に限らず、老若男女全人類に読んでもらいたい作品です。暴力も変なエロもない、安心してオススメできる作品です。

生命のやり取りをして物語が盛り上がるのは当然です。そのような作品が数多くあり、私も大好きな作品も数多あります。ですが「ハイキュー!!」はその生命のやり取りをしなくてもハラハラして、時には悲しくて、しかしとっても感動する熱い物語を古舘先生が描ききってくださいました。

本編にもありますが、誰も死なない、生き返らない、悪は栄えないし、世界は滅びない、ただただ真剣にバレーをプレイしている物語です。
現実離れをしたプレーが出るわけでもなく、救いようのない悪役も出てこない、恋愛要素もほぼなく、スポーツ漫画にありがちな怪我もストーリーの肝としない(春高予選での大地さんの怪我や東京予選で音駒高校の夜久さんが試合中に怪我されましたが、慢性的な故障という表現ではない)、ただバレーをプレイするだけの物語なんです。それでも、試合中の盛り上がりをあれだけ表現し、かつバレーボールという競技の楽しさ、学生時代の煌めき、キャラクター一人一人の丁寧な描写、数多くの伏線を全て本編で回収した完璧なストーリーと最終回、完結後も彼らの未来を感じさせてくれる漫画が他にどれだけありますか?びっくりするほど嫌いなキャラクターが一人も存在しない、世情的に問題になりそうないじめや暴力、ジェンダー問題にも引っかからない、クリーンな作品が、この世にどれだけありますか????

 

万が一私のこの感じたように「集A社はもうやる気がない」が正しいのであれば、『少年ジャンプ』としてどのような作品を社会に発信していくのか、企業の社会的責任の観点からも今一度考えて欲しいです。

 

 

先日のVリーグコラボイベント(https://haikyu-specialmatch.com/)は「ハイキュー!!」という作品とバレーボール競技業界が一緒になって相互に盛り上がれる素晴らしいイベントでした。
選手の皆様も実際「ハイキュー!!」を読んで愛してくれていることが伝わりましたし、キャスト&公式スタッフの皆様の愛、なにより古舘先生からのビッグなプレゼントもありと、本当に楽しい時間が過ごせました。(全人類観てくれ!!!!)
イベントを観てハイキュー!!」は漫画業界やアニメコンテンツとしての事業だけではなく、バレーボール競技をも盛り上げることが出来る、素晴らしい作品なんだと改めて感じられました。むしろやりようによっては、バレーボール競技以外のスポーツ全般をも盛り上げられるんじゃないでしょうか。社会的貢献度が高い作品だと考えられます。

集A社に他に推し出す作品が数多あるのは知ってます。他作品があってTVアニメ放映枠が取れないんでしょう。「劇場版として続編制作をする」という所まで、恐らく現場のスタッフさんがごり押しして企画を通してくれたというのは容易に想像できます。

 

ですが、「ハイキュー!!」は漫画として楽しいだけではなく、クリーンで社会的貢献度も高い作品なんです。

そんな稀有な作品を、決して蔑ろにする訳ないですよね??????

 

信じてるよ、集A社サマ・・・・!!!!

 

 

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②劇場版 2部作制作決定が発表されたが、2部作でまさか最終巻のエピソードまで詰め込むつもりじゃないよねという不安

 

正直、今はこれが一番不安です。別に①は非常に腹立たしだけですが、私としてはちゃんとした作品がアニメ映像になるなら結果として構いません。えぇ、めっちゃ腹立たしいけど。多分劇場版に好意的な方もすっっっごく不安に思っているのは間違いないです。

 

万が一劇場版2部作(仮に1作品2時間と考えても)で「ゴミ捨て場の戦い」以降~45巻までの話をやられた場合、普通に考えて圧倒的に時間が足りません。

 

OVAだった音駒東京予選編もちょっと尺が足りなかったと思いましたし、4期は椿原のエピソードも大分削られていたのも悲しかったです。構成上、仕方の無い部分もあるかと思いますが、「ハイキュー!!」には無駄なエピソードが一つもありません。ましてや、アニメ4期続編から始まる「ゴミ捨て場」以降のお話しで削れるお話はありません。

 

アニメ4期「稲荷崎戦」の後の「ゴミ捨て場の戦い」は本当に大事な試合なんです。「ハイキュー!!」序盤から掲げられた目標の一つです。私は音駒推しではないですが、絶対にきちんとしたアニメでちゃんと観たいです。そして「ゴミ捨て場」と同時進行の梟谷の試合も見たいし、その後の鴎台戦も非常に熱いです。そしてそしてその後はなんといってもブラジル留学以降のお話が待ってます。。全部が見せ場で大事なお話です。

そんな大事な試合を駆け足で流され、かつあの最高の完結に向かうお話まで短時間で詰め込まれても、私達ファンも、今まで大切に制作をしてくれたスタッフさんも、誰も喜べない中途半端になってしまう可能性が高いです。

 

現状の告知では「アニメ続編 劇場版二部作 制作決定」とあり、その劇場版二部作で完結するとも発表はされておりませんので、私達の不安は的外れかもしれません。

どうか的外れということを心の底から願います。

(今これを書いててもどう考えても圧倒的に時間が足りないので、劇場版二部作できっと「ゴミ捨て場の戦い」をやるんだなそれしかなくない??ってなってます)

 

どんなに時間がかかっても構いません。予算が足りないならクラファン等やってくれても構いません。どうか、どうかあの素晴らしい物語を最後まできちんとアニメで表現してくれますように。私には祈ることしかできませんが、スタッフさんを信じたいと思います。。

 

 

 

以上が先日の発表時に素直に喜べなかった理由です。

 

 

 

【最後に】

自己中で面倒なタイプのオタクが文句言ってるよ~って思われたかもしれませんが、「ハイキュー!!」はちゃんと商売になっている作品だと思っております。
ジャンプショップでのグッズは初日完売することも多いですし(凄い苦情メールしまくった)、他社ライセンス商品&企業コラボグッズ展開もされてます。アニメイトでは8月からフェアもやってます。(https://www.animate-onlineshop.jp/contents/fair_event/detail.php?id=107441 )

鬼滅や呪術等の大コンテンツ程ではないですが、「ハイキュー!!」は事業として成り立っているということかと理解してます。ですので、きちんとお金と時間をかけて商売をして欲しいです。収益性が成り立っていて、かつ前述した通りに社会的意義がある作品を、版元は最大限活かす責任があると思ってます。

 

古舘先生は本当に素晴らしい作品を描ききって下さいました。あとは、これからの「ハイキュー!!」というIPを生かすも殺すも版元である集A社にかかっております。集A社には数多の作品があることは知っておりますが(ていうか普通に読んでる)、目先の売上に囚われて、この素晴らしい作品が蔑ろにされることが無いように、祈っております。

 

 

 

 

乱文暴言失礼しました。また、最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。
私にできることは一消費者として最大限お金を使うことだけなので、微力ではありますが、これからもグッズ購入等を頑張りたいと思います。

 

どうか私の不安が杞憂であることを、切に願います。